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• 切れるだけの鋏は作らない。

  当社は道具を作る技術に職人の誇りをもち、道具を使う職人の要望に応えられるよう、よく切れることはもちろん、手持ちのバランスや扱い易さを大切にしています。 鋏の形は沢山あり、刈込鋏だけでも地方によって形や機能が異なっており、当社ではそれらに対応した生産を行っています。また、変わったところでは、茶摘み鋏なども生産しており、実際に使われているお客様からの声を元に商品開発を行っています。

• 日本の鍛冶屋になろう

  当社では従業員に「日本の鍛冶屋になろう」といっています。初めて集金に得意先を回ったときに、「良い商品はどんな時代でも必ず売れる。」 といわれました。昔ながらの鍛冶屋さんがどんどん減って、少なくなっています。だからこそ原点にもどり、お客様の需要を聞いてそれにあった製品を作れる鍛冶屋さんを目指しています。「園芸用の鋏なら、吉岡刃物へ行けば必ずある。」といわれるようなメーカーを目指しています。

  • 創業74年 Since,1946 / 昭和21年
  • （有）吉岡刃物製作所
  • 三代目吉岡 崇
  • Takashi Yoshioka

• 歳月と技術

  吉岡刃物製作所は現社長の祖父である吉岡喜八氏が昭和21年に、小野市喜多町でラシャ切鋏の製造を行われたことから始まります。終戦後まもなく現在地に移転。昭和48年には、植木鋏そして、根切鋏、杉、桧の枝打鋏、刈込鋏などを手がけ、現在では園芸用鋏の総合メーカーとなりました。

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